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大好きな国の悲しい側面

先月、私の大好きな国オーストラリアに行ってきました。

 

シドニーで2週間の滞在。

 

行く直前に現地にいる友達から「シドニー郊外で、ひどい山火事(ブッシュファイヤー)が続いていて、シティも煙がすごいです」と連絡がありました。

 

その話を聞いた後、出発の日の朝には新聞でその山火事の様子、たくさんのコアラが犠牲になっているという写真付きの記事を見つけました。

 

 

そして現地に着いてみると、日によってはもうすごい煙の日と今日はまだマシだねと思える日がありました。

 

 

煙のひどかった日。近くも煙でかすんでいました。
煙のひどかった日。近くも煙でかすんでいました。

 

オーストラリアの青い海と空の色が大好きな私ですが、今回の滞在中はその綺麗な青さが見られず…

 

 

テレビでも山火事のニュースを目にすることがあったり、現地の友達からその様子を聞いたりすると本当に心が痛みました。

 

たくさんのコアラたちが火事で命を落としている

 

家や大事なものをこの火事で失った人たちがいる

 

消防やボランティアの人たちが一生懸命に消火活動をしているけど、過去最大最悪の規模の火事で消化のめどが立たない

 

ニュージーランドやカナダなどからも、消防士たちが応援に駆けつけてくれている

 

 

 

オーストラリアでは、毎年夏になるとブッシュファイヤーがありますが、今まではオーストラリア滞在中にその近郊でブッシュファイヤーがあっても、メルボルンやシドニーなどの街中にいると、その影響はほとんど感じられませんでした。

 

 

大好きなオーストラリア、いつも来ると幸せな気持ちになる場所ですが、今回は大好きな国の悲しい面、辛い側面を見せられているような感じがしました。

 

だんだん煙がひどくなってきた海。空も海も本来の色ではありませんでした。
だんだん煙がひどくなってきた海。空も海も本来の色ではありませんでした。

 

物事には、どんなことでも光と影の部分がある。

 

陰と陽、表と裏、愛と闇

 

何事も表裏一体で、いい面、悪い面どちらか一方だけじゃなく両方ある。

 

なんだかそんなことを感じました。

 

 

そして滞在中に、私自身も体調を崩してしんどい思いもしました。

でもその時に、自分が辛いからこそ人の優しさや、助けてくれる人たちのありがたさを感じました。

 

 

ただただ楽しい旅行というわけじゃありませんでしたが、本当にいろいろなことを感じたり学んだ時間でした。

 

何事も学びですね。

 

本当にどんな経験も、無駄なことはないし自分を成長させてくれるもの。

 

そんなふうに感じる時間でした。

 

2年前の同じ場所の同じ海。このブルーがとても好きです♡
2年前の同じ場所の同じ海。このブルーがとても好きです♡