思い出してくれてありがとう

私が英会話講師として、子ども達に英語を教えるようになって12年目となりました。

講師となってから、ずっと変わらずにある思い。

英語に触れること、英語を学ぶことを楽しんでもらいたいな

海外や外国の人や文化に興味をもって、将来どんどん海外に羽ばたいていろいろな経験をしてもらえたらいいな

英語を「勉強」として学ぶだけじゃなく、コミュニケーションのツールとして外国人の人と交流したり、実際に海外に行って違う国の人や文化に触れてみる。

それをさらに楽しむため、深めるために英語を使って現地の人と話すこと、コミュニケーションをとることに繋がったらいいな。

そんな思いでレッスンをしています。

そんなある日、以前にレッスンをしていた元生徒さんのお母さまから「娘が先生と連絡をとりたがっています。娘から直接連絡をさせますので、よろしくお願いします。」との連絡がありました。

小中学生の頃にレッスンをしていて、今は大学生になっている元生徒さん。

「どうしたのかな？」と思って連絡を待っていると、その生徒さんからのメッセージが届きました。

「近い将来、留学を考えています。留学についてや勉強法について、お話を聞かせてほしいです。」とのこと！

「うわ～！そうなんだ！留学を考えているなんて、楽しみだね♪」

メッセージを読んでそんな気持ちになりました！

留学はいつ頃を考えているの？

どんな形の留学をイメージしているの？

どんなことを一番知りたいの？

少しメッセージのやり取りをして、元生徒さんの考えている留学のイメージを聞いてから、近いうちに会って話をすることになりました。

約束の日に、数年ぶりに会った元生徒さん。

ちょっと大人っぽくなり、それでいて一緒にレッスンをしていた頃の面影もあり、懐かしくもありとても嬉しい再会でした(#^^#)

大学も国際関係の学部に通っているので、在学中に同じクラスの希望者の子たちで海外でホームステイと現地の大学に通った経験もあったり、クラスの友達もそれぞれあちこちに短期留学していたりと、その子の話からお互いに刺激を受けあい与えあいという様子を感じました。

大学卒業後の進路を含め、就職するか留学するか

留学するなら、どのタイミングにしようか

どんな形の留学にしようか

どこの国に留学したいか

自分は海外で何をしたいのか、何を学びたいのか

…など「留学」ということ1つとっても、たくさんの選択肢があるし、決めることもたくさん出てきます。

その子が疑問に思うこと、留学するにあたって不安に思うこと、私が留学してみてどうだったかなど、質問されたことに私が答えていくだけじゃなく、私自身がなぜ留学をしようと思ったか、そのきっかけとなったこと、どんな思いをもって留学したのか、現地でどんなことがあったのか、どんな経験をしたのか。

また留学から帰ってきてから、どんな経緯で今の仕事に就くことにになったのか。

そして、留学の経験が今どんな風に役立っているのかなどを話しました。

今、こうして大人になった元生徒さんにだからこそ話せることがたくさんある。

プライベートなこともちょっぴり含めて、大人同士としてこうして話せることが嬉しいし、その時間がとても愛おしく感じました。

たくさん話をして帰ってきたら、「今日はありがとうございました。全部がとてもためになる話ばかりでした！」という内容のメッセージが届きました。

私が伝えられるのは、私が経験したことや感じたこと。

自分の辿ってきた道、生きてきたこれまでの時間です。

それが、これから世界に羽ばたいていく若い世代の役に立つなら、どんどんシェアしていきたいし応援していきたいな☆

レッスンを離れて数年経ってから、自分の進路や今後のこと、自分のこれからの人生を考えていく中で、こうして私のことを思い出して会いたい、話を聞きたいと思ってくれたことが本当に嬉しかったです。

私は今は英会話講師だけじゃなく、色彩心理カウンセラーとしても活動をしていますが、大人たちが人生を楽しんで、子ども達や若い世代の人たちに「人生って楽しいよ！あなたはなんでもできるんだよ。」そんなことを伝えていきたいなと感じています。

思い出してくれてありがとう。

人生楽しんでいこうね☆