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英語が苦手だった私 ④

こちらの続きです。


「オーストラリアの保育園でボランティアがしたい!」その願いが叶い、ケアンズにある保育園でのボランティアがスタートしました。

3ヶ月間語学学校に通ったとはいえ、私の英語力はまだまだで先生達が話してることもわからないことが多く、子ども達と一緒になって先生達の話しを聞きながら英語を学んでいるという感じでした。

ある程度言っていることがわかったり、会話ができる年少・年中さんの年齢の子ども達のクラス Kindy(キンディー)で、まずはボランティアさせてもらいました。

 

そこの担任の先生が本当に親切で優しく、子ども達に私を紹介しながらもさらに興味が湧くように、日本の事を紹介してくれたり制作に日本のことを取り入れてくれたりしました。

子ども達と遊ぶのも、皆かわいくて本当に楽しかったです♪


先生たちの子ども達への声かけや指示など、シンプルな基本的な表現はこの時に学びました。

 

例えば…

” Flash the toilet, please."(トイレの水を流してね)

英語があまり話せないし、まだ信頼関係のない私の言うことは最初はなかなか聞いてくれなかった子達も、私が担任の先生と同じ表現で言葉かけするとすんなり言うことを聞いてくれたりするようになってきました。

 

1,2歳児のクラス Toddler(トドラー)では、話し始めるようになった子ども達の可愛らしいお喋り。

日本の子ども達同様に何を話してるかわからないこともあるけど、その子なりにいっぱいいろんな事を伝えようとしてくれるのがとても可愛いかったです。

もちろんイヤイヤ期もあり、それを理解し優しく包み込むように接する担任の先生が印象的でした。

 

ただただ可愛い赤ちゃんクラス Baby(ベイビー)では、留学前に勤めていた保育園で0歳児のクラス担任をしていたこともあり、懐かしい感じがしました。

 

年長さんにあたるPre school(プリスクール)では、ボランティアに慣れてきたのもあって、いろいろとやらせてもらいました。

日本語の手遊びや絵本の読み聞かせをしたり、コマやお手玉、けん玉など日本の伝承遊びを子ども達に紹介しながら一緒に遊びました。

 

日本語の絵本では、日本語の音の響きが子ども達にとっては面白いらしく、お話の中で「〜しました」のなどの後には子ども達が「ましたー!」と何度も繰り返して笑っていました(笑)

「そこが面白いんだ!?」と、私にとっても面白い発見でした!笑

 

 

 

そこの保育園では、1年間同じメンバーで同じクラスではなく、お誕生日を迎えると一つ上のクラスに進級していました。


子ども本人にとっては、新しいクラスに馴染むまで緊張感があったり、やる事も急に難しく感じられるかもしれません。
先生達にとっても、月齢差や新しく進級してきた子は他の子ども達とできることに差があったりして、まとめるのが大変な部分もあるかもしれません。

どのクラスも2名担任がいる複数担任制なので、新しい子をフォローしてあげられるのかな。
日本の保育園とはまた違う制度を見せてもらいました。
あっという間にボランティアをしながら3ヶ月が過ぎました。