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「わからない」は大事なこと

“Do you understand?”(わかった?)

“Yes.”
“Do you have any questions?”(何か質問ある?)
“No.”
「わかった?」と聞かれたら、つい「うん、わかった。」と答えたくなる。
日常の中でそういうことありますよね。

私もあります(^^;


本当にわからない時は「わからない。」と言いますが、話しを聞いていてだいたいわかった。
70%くらいわかったように感じる。
そんな場面では「(だいたい)わかった。」と言っているな…
レッスンの中では、生徒さんにも確認の意味も含めて聞いています。
“Do you understand?”
“Yes.”
“Do you have any questions?”
“No.”
特に中学生のテスト対策のレッスンでは、文法の復習、ルールを整理して理解することが必要になってきます。
 

「わかった。」と言っていても、実際に問題に取り組むと生徒さん自身が「あれ…わらかない。」ということも、よくあります。

 

問題を解いている生徒さんの様子を見ていて「あっ、わかってないな。」と私が気づくこともあります。

 

その一つ一つを丁寧に拾っていけるのは、プライベートレッスンで目の前の生徒さんだけに集中する事ができるから。

 

 

最近、定期テスト対策のレッスンの中でも、中学生の生徒さんのそんな様子を感じ「わからないときは、わからないって言っていいからね-。わからないのは悪いことじゃないよ。「なんとなくだけ」わかったって返事してもいいからね。」

「○○ちゃんがわからないのは、○○ちゃんが悪いんじゃない。その時は先生が、どうしたら〇〇ちゃんが理解できるか考える番だから」

 

そんなことを伝えたところ、生徒さんはホッとしたように笑いました。

 

小学生の頃から英語が大好きな生徒さん。

将来は海外で働きたいという素敵な夢もあります☆

 

一緒にレッスンを始めて、まだ日が浅いのもあって「がんばらなきゃ」だったり「理解しよう!」という気持ちは、生徒さんからとても感じていました。

 

私も自分が伝えられることは伝えたい、教えられることは教えたい。

 

「わからない」を言うのは、生徒さんにとってちょっぴり勇気がいることかもしれません。

 

でもその「わからない」を聞くことで、教える側の私も変わることができます。

 

今まではこうやって教えてきたけど、この子にはこれじゃ伝わらない。じゃあどうしたら理解できるかな?

 

生徒さんの「わからない」は、生徒さん自身にとっても、私にとっても大事なこと。

 

その日から、生徒さんは「わかったような気はするけど、問題をやってみないとできるかわからない。」

「なんとなくは、わかった」

 

…と、その時の自分の気持ちをより具体的に伝えてくれるようになりました。

 

そしてお互いの気持ちも、より近づいた感じがします(*^-^*)

 

わからない時は、一緒に考えようね-!

絶対わかるようになるからね☆