中学生の生徒さん達は、定期試験勉強の真っ最中!!
レッスンでも、テスト前はテスト対策をしています。
プライベートレッスンでは生徒さんの希望に合わせて、テスト前の2~4回のレッスンをテスト対策にしています。
「今回はテスト範囲が広いから」「苦手分野だから」という時は多めに、「今回は大丈夫」という時は少なめに。
その時の状況や自分の希望に合わせて回数を調整できるのも、プライベートレッスンの良いところです(^-^)
「英語は楽しくて大好き!」という生徒さん達ですが、中学生になってテスト勉強をしてみると「あれれ…」となることが…(^_^;)
それは、日本語で書かれている問題の意味を勘違いしていたり、よくわからなかったり…ということがあるようです。
英会話と学校のテストのための勉強は違ってくるので、英会話とは違ったテストのための勉強が必要になってくるのですが…
それプラス大切なのは、出されている問題の意味を正しく理解すること!=それは国語力!!
英語は好きだけど国語は苦手…という子もけっこういます。
でも考えてみれば、英語が母国語の国では英語が日本の「国語」の教科になるんですよね。
生徒さん達にとっては、それがなんだか面白い(^-^)
さて、テスト勉強初心者の中1の生徒さん達がよく勘違いする問題の一つに「下線部をたずねる疑問文に書きかえなさい」というものがあります。これはみんな「???」となるようです。
例えば…
This is my brother's guitar. (これは私の兄の(弟の)ギターです)
この文章を下線部をたずねる疑問文に書きかえる。
下線部をたずねる疑問文…ということで、よくあるのが下線部の単語を使って疑問文を作ってしまうこと。
Is this my brother's guitar?…とか、my brother's じゃ変かな?…と思い、考えた末に Is this your brother's guitar?…とか。
よく考えた!でも残念!
「下線部をたずねる」というところで、下線部の単語をそのまま使ってたずねる…という勘違いをしていることが、とても多いのです。
このタイプの問題の時には、生徒さん達に「下線部の部分は自分はわからないんだよ。相手に聞いて(たずねて)この部分を教えてもらう、相手からこの部分を返事として聞き出すためには、どんな質問をしたらいい?」と会話のようにイメージしてもらうようにしています。
その子によっては、「日本語でいいよー」と日本語で考えてもらいます。
「私のお兄ちゃん(弟)の(ギター)だよ」と相手に答えてもらうには…
「そっか「誰のギター?」って聞けばいいんだ!!」とピンッとひらめくようです!
そうすると「わかった!"Whose guitar is this?"だ!!」と答えがすぐ出てきます。
コツがわかると簡単なんですよね☆
ポイントは「下線部の部分は自分は知らなくて、相手からこの部分を教えてもらうとしたら、何て聞く?」
これがイメージできたら、下線部の単語を疑問文に使うこともないし、考える幅が広がります(^-^)
でも…何を隠そう、私も中学生の時はこの問題が苦手でした!
何を聞けばいいかわからない!!(-_-;)
毎回テストで困ってた記憶があります。たぶん生徒さんが間違えたように、下線部の単語を使って疑問文を作っていたかも…
私は中学生の時に国語は得意な教科でしたが、この問題の意味を理解できていませんでした。
英語もだんだん文法についていけず、グダグダになっていってた記憶も…
問題の意味が理解できていなかった…国語もホントに得意だったのか!?…(^_^;)
なので、今は生徒さん達が理解できていない部分は、何がわからなくて、そしてどこでつまずくかよくわかります。
テストができなかった学生時代の経験が、今生かされている!?…ということにしておきます(笑)
生徒さん達は、そんなことにならないよう「わかった!」「できる!」を増やして、テスト勉強も楽しいものにしていってもらいたいなと思います☆
コメントをお書きください